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文/ 散水堂 STAFF T

スタッフの「T」がヨーロッパへガーデニングスタイルを視察に行ってきました。

イタリアへ視察 (03/01/12)

 今冬のヨーロッパは何年ぶりかの寒波らしく、とてもガーデニングどころじゃないと思いながらも ブルブル震えて行ってきましたので視察レポートを書きたいと思います。

 まず一番印象に残った点は、花の種類です。ヨーロピアンスタイルといえば四季折々の花々が いたるところに沢山植えられているとずっと頭の中で思い描いてたのですが、 私が訪れたローマやフィレンツェでは全くそんな様子は伺えませんでした。
 拍子抜けしたというのが1つ印象深かったことです。

 そう考えると、ブームということもありますが、日本のほうが種類は豊富でした。

 少ない種類のなかでも、シクラメンは圧倒的に多かったですし、こちらより少し大きめな物が 植えられていました。他にはポピー、ポインセチア(クリスマスの飾りがそのまま残っていたということも1つ原因) などがありました。

 ガーデニング植栽方法ですが、イタリアの市街地では石畳の道ばかりなので、 じか植えというものが一切なかった気がしました。
 ですから、プランターや鉢植え(テラコッタ)が多いのに印象を受けました。


フィレンツェの町並み(ドォウモ屋上より)

ピッツェリアなどのオープンカフェの仕切り


 町並みでよく見かけたのが、ピッツェリアなどのオープンカフェの外のしきりにプランターなど おいてあったのが当たり前のようにどこもなっていました。
 日本よりも景観を気にするイタリアですので、そういう細かいことにも気を配るのかもしれません。

 ナポリにある「一瞬のうちに火山灰に埋もれた」ポンペイ遺跡に行きましたが、ここでスプリンクラー発見。 観光地の一つとなったポンペイ遺跡では植栽が枯れないようにスプリンクラーが 設置してありました。メイド イン イタリアでした(笑)

水の圧力で飛び出すノズルです


 ガーデニングも素晴らしいですが、やはり遺跡の国であるイタリア。凄い!!
ポンペイ遺跡は、「凄い」の一言です!! ↓↓



 フィレンツエからピサの斜塔に行く途中、緑花木の生産が多く大型スプリンクラーなど使用されていました。



 ローマへ来るとやはり都会という感じが見受けられ、マンションなどでは屋上緑化は当たり前のように なされていました。それにしても、何度も言いますが、ローマ、バチカン市国は凄いよ!!

コロッセオ                   サンピエトロ大聖堂


 ローマのガーデニングは家の屋上緑化が主流みたいです。 なんと「ぽとぽとパイプ」と同じような物を使用して「水やり」を克服してました。 さすが、ヨーロッパでは「水やり」が進んでいることは聞いてましたが、目で見てびっくり!!です。



 壁の色に緑を調和させてデザイン的にイタリアらしくセンスがいいですね。

  これらのように当社としては視察しただけの収穫がありました。 これからもますます最先端の技術でよりよいガーデニングの水遣りを 研究開発し新商品を販売していきます!!